2014年4月29日火曜日

歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』

歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』(文藝文春・2003年)
(文春文庫版は2007年刊行)

ラストまで読んで初めてタイトルの意味が解る。ゼロ年代を代表する予測不能な驚愕のミステリ。

――最近、桜の木を見たことがあるか?

2014年4月6日日曜日

アガサ・クリスティー他『厭な物語』

アガサ・クリスティー他『厭な物語』(文春文庫/2013)

帯のキャッチコピーは「読後感最悪。」。海外バッドエンドの傑作短編を11作収録したアンソロジー。

――あのかわいそうなひと、もう神経がおかしくなりかけてるじゃないの。残酷よ。